
桜の楽しみ方はいろいろ!オススメしたい横浜の桜の名所5選
国内でも有数の観光地として知られる横浜。1日では回り切れないほど、魅力的なスポットで溢れています。なかでも、今回オススメしたいのは、横浜ならではの桜の名所です。異国情緒漂う港町という、文化的かつ現代的な雰囲気の中で、年に一度だけ咲き誇る桜。横浜で桜を存分に堪能できるスポットを5つご紹介します。
■桜並木を眺めながら散歩したい! 「元町公園」
まずは、外国人墓地の隣にある元町公園。デートスポットとしても定番の山手・元町エリアにあり、約80本のソメイヨシノが見事に咲き誇ります。敷地内にあるエリスマン邸の近くであれば、枝を大きく広げた優雅なソメイヨシノを堪能できます。
住所:横浜市中区元町1-77-4
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街」駅下車徒歩10分
JR根岸線「石川町」駅元町口より徒歩15分
■『日本さくら名所100選』に選ばれる「県立三ツ池公園」
豊かな自然に囲まれた県立三ツ池公園。その敷地内には、名前の通り3つの池があります。「日本さくら名所100選」に選ばれており、29万7000平方メートルという広大な敷地に78品種約1600本の桜が咲き誇る様はまさに圧巻の景色です。2月中旬に咲き始める「カンザクラ」を筆頭に、「ソメイヨシノ」「ケンロクエンクマガイ」「カンヒザクラ」「フゲンゾウ」のほか、濃いピンクが鮮やかな「ヨコハマヒザクラ」、黄色い花が特徴的な「ウコンザクラ」など、多彩な桜が時期をずらして花を咲かせます。池を取り囲むように咲き誇る桜が水面に映ることで、独特の情緒あふれる風景を眺めることができます。
住所:横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
アクセス:JR京浜東北線「鶴見」駅から臨港バス05系統「東寺尾循環」または06系統「寺谷循環」バス10分「寺尾中学校入口」バス停下車徒歩7分
JR横浜線「新横浜」駅より市営バス6系統、104系統「鶴見駅西口」行きに乗車。「三ツ池公園北門」を下車、環状2号線を横断して直進、徒歩3分。
■やっぱりお花見とおいしいごはん!「野毛山公園」
みなとみらい21地区を見下ろす高台に位置する好立地。ソメイヨシノを中心とし、約300本もの桜が咲き誇ります。公園だけでなく、入園無料の野毛山動物園の中にも桜が咲いています。子どもたちも大好きなペンギンやレッサーパンダなどの動物を眺め、家族でお弁当を食べながらお花見ができる希少なスポットです。
住所:横浜市西区老松町63-10
アクセス:京浜急行本線「日ノ出町」駅から徒歩10分
JR根岸線「桜木町」駅から徒歩15分
■ショッピングのついでに「横浜みなとみらい21」
JR「桜木町」駅からパシフィコ横浜まで通じている「さくら通り」で約500mの桜並木が楽しめます。ソメイヨシノ109本が咲き誇り、横浜最先端都市と言われるみなとみらい21地区のメインストリートが、年に一度だけ桜色に染まります。「みなとみらいさくらフェスタ」ではパレードやグルメストリートなども開催され、さくら通りは歩行者天国となります。晴れた日には、港町を象徴するブルーとのコントラストが絶妙で色鮮やかです。夜にはライトアップもされるため、夜桜観賞も名物の一つになっています。
住所:横浜市西区みなとみらい さくら通り
アクセス:JR「桜木町」駅から徒歩4分
横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅下車徒歩3分
■歴史的な建物との調和「三渓園」
1906年(明治39年)に公開された、歴史的建造物と桜の調和が美しい日本庭園です。「シダレザクラ」「オオシマザクラ」などおよそ300本の桜を楽しめます。この時期には、開園時間が延長されるため夜桜を見ることもできます。桜だけでなく三重塔などの建物もライトアップされるため、思わず横浜であることを忘れてしまうような古都の風情を楽しめます。
住所:横浜市中区本牧三之谷58-1
アクセス:JR根岸線「根岸」駅から「市営バス58・99・101系統」約10分「本牧」バス停下車徒歩10分
<期間限定だからこそ美しい!横浜が演出する桜の名所>
横浜は、日本人だけでなく海外からやってくる人々も多く訪れる港町であり、観光都市です。その異国情緒と日本を象徴する春の花「桜」が組み合わさると、普段とはまた一味違う見どころが生まれます。その中でも今回は厳選された5つの桜の名所を紹介しました。散歩をする気軽さで足を運べる「元町公園」、78品種1600本もの桜が時期をずらして咲き誇る「県立三ツ池公園」、可愛い動物たちと一緒にお花見ができる「野毛山公園」、ショッピングの延長で多彩なお花見イベントに参加できる「横浜みなとみらい21」、まるで古都の春を堪能しているかのような気分を味わえる「三渓園」。それぞれに魅力あふれる横浜の桜の名所を、ぜひ一度訪れてみてください。