マイホーム選びは新築だけでなく、中古にもたくさんの優良物件が!中古マンションや中古戸建ての購入を決意したら、入居するまでにはどのようなステップが必要になるのでしょうか。契約や売主への確認事項などをスムーズに進める上で必要になるポイントを分かりやすく解説していきます。
マイホーム探しでは「今後どのようなライフスタイルを送りたいか」を明確にし、ご家族で共有することがとても大切です。「どの街で探そうか?」「広さはこのくらいは絶対にほしい!」「こども部屋は2つ必要になるかなぁ」「通勤時間は1時間以内にしたい」など譲れない条件が何かを決めておけば、ご家族の意見が分かれたときや迷ったときの道しるべになりますよね。またご家族やご友人などマイホーム購入の先輩方からアドバイスをうけておくことも、スムーズな物件選びには欠かせません。
中古マンション・中古戸建て探しには検索サイトなどを利用して自分で行う方法や、仲介会社に依頼する方法があります。
中古物件の売買においては、売主と買主の間に仲介会社が入るのが一般的です。契約前の売主と買主それぞれの意向を調整したり、契約に関わる事務作業を担ってくれます。地域に根ざした仲介会社であれば、売りに出された優良物件の情報をいち早く手に入れることができます。
リサーチした中古物件の中から気になるものをいくつかの物件まで絞り込んだら、現地見学に行きましょう。中古物件は売り出し段階では売主がまだ住んでいるケースが多いので、現地見学をしたい場合には仲介会社への予約が必要になります。
見学する際には間取りや収納の使い勝手、陽当たりや設備などを確認しましょう。気になった点はどんどん仲介会社のスタッフに質問を。スタッフから売主に確認してくれます。また、物件の周辺の地域環境や雰囲気も確認しておくことが大切です。
中古物件には修繕が必要になるケースもあります。塗装の剥がれやコンクリートのひび割れ、敷地周りが清掃されているかどうかで管理状態を予想することが可能です。また、プロに住宅診断を依頼するという選択肢もあります。希望が中古マンションの場合は共用部分の状態や、管理規約・使用細則、長期修繕計画の内容を細かく確認することが大切です。
希望の物件が決定したら仲介会社を介して、購入価格・手付金の金額・物件引き渡しのタイミングといった諸々の条件の交渉を売主と行います。購入条件が合意したら、重要事項説明を受けます。売買契約書に署名捺印して売買契約を結びます。設備や既にわかっている不具合などに関する説明が物件状況報告書や付帯設備表でされますので、しっかりと確認しましょう。
仲介手数料の残金、住宅ローン借り入れ費用、登記費用などの支払いが引き渡し時に発生します。大きな金額になるので早めに用意しておきましょう。
不具合のある状態での物件引き渡しや、希望する仕様や設備がある場合は、リフォームをすることで快適な住まいに。入居前にリフォームを完了させたい場合は、早めにリフォーム会社に相談しておくことをオススメします。