結婚や転勤・進学など新しい生活をスタートさせるとき、賃貸物件を選択する方も多いはず。はじめて賃貸物件に住む場合、わからないことがたくさん!物件探しを始めて、事前準備から入居まで至るにはどのような流れが必要になるのでしょうか。基本的なステップを分かりやすくご説明していきます。
賃貸物件探しでは「今後どのようなライフスタイルを送りたいか」を明確にし、ブレないようにすることがとても大切です。「どの街で探そうか?」「家賃はこのくらいでおさえたい!」「バス・トイレは別にしたいな」「通勤時間は30分以内にしたい」など譲れない条件が何かを決めておけば、迷ったときの道しるべなりますよね。またご家族やご友人など賃貸物件暮らしの先輩方からアドバイスをうけておくことも、スムーズな物件選びには欠かせません。
まずは住宅情報誌やネット検索で、条件に合う賃貸物件をリサーチしていきます。住みたい街にある不動産会社を訪れたり、遠方の場合は電話やメールで問い合わせを。希望の条件に合う物件が見つかったら、できるだけ早く訪問してみましょう。(遠方の場合も、電話やメールでアポをとり、できるだけ実際に見てみましょう)4月に転勤・進学をする方が多いため、1~3月は一般的に繁忙期と言われています。特にこの時期は物件の動きが活発なので、気になる物件は積極的に内覧に行きましょう。
物件の候補をいくつかの物件まで絞り込み、それらを比較して気に入った物件が見つかったら検討していきましょう。それには見学した後にひとつひとつ評価しておくことが重要になります。現地での印象や担当者から渡された資料も活用しながら、わからない事は担当者に質問をしつつ不安を解消していきます。迷った時には最初に決めた「理想のライフスタイル」に立ち返り、ぜひベストな選択を。
希望に合った物件が決まったら、不動産会社に連絡をして仮押さえをしましょう。借りたいという意思をしっかり伝え、入居募集を一旦終了してもらいます。その後、本契約に進むことになります。物件選びはじっくり検討することも大切ですが、空き物件は早い者勝ちです。これだ!という物件があれば即決出来る決断力も必要になってきます。
いよいよ入居申し込みを行います。その際には持参する書類がいくつかあり、不動産会社によって異なる場合がありますのでしっかりと確認をしておきましょう。
物件を借りる際には、第三者機関による入居審査が行われます。選定の結果、審査が通れば契約へと進みます。契約時に持参する持ち物は不動産会社により異なる場合がありますのでしっかり確認をして、忘れ物がないように気をつけましょう。漏れがあると契約ができないこともあります。
不動産会社により異なりますが、入居の前日に鍵を受け取れるケースが多いです。見学の際に室内の寸法を測っていない場合は、このタイミングでしておきましょう。ベッドやカーテンなどの購入がスムーズに進みます。
引越しによる住所変更で、様々な手続きが必要となります。今までの住所と新しい住所でやらなければならないことが変わりますので、あらかじめ確認が必須です。手続きをしっかりと済ませ、新生活を気持ちよくスタートさせましょう!